CO2の循環
CO2を発生源から回収し、資源として有効活用するための様々なプロセスに「はかる」技術で貢献
地球温暖化の原因のひとつとされている温室効果ガス(GHG: Greenhouse Gas) には、二酸化炭素(CO2)、メタン (CH4)、一酸化二窒素 (N2O)、フロンがあります。特にCO2の298倍の温室効果を有するN2Oの削減や管理が色々な産業で求められています。
例えば、下水処理場では汚泥焼却処理や原水槽・汚泥貯槽などの排水処理で発生し、産廃処理工場や清掃工場では焼却時に発生します。熱分解ガス化処理などの最新設備ではN2Oの削減が進んでいますが、今後も確実な監視により一層の削減が求められます。
下水処理場
化学工場
清掃工場・廃棄物処理工場
研究開発
▶ N2Oを24時間365日高精度に連続監視したい
・下水処理施設
汚泥焼却:高温サイクロン・煙突排ガス
排水:原水槽・汚泥貯槽
・清掃工場・産廃物処理工場の焼却施設
流動床式焼却
・化学工場の製造施設
アンモニアによる硝酸製造
▶ 簡単に分析装置を整えてN2Oの研究開発をしたい
▶ 現場でも研究室でも場所を選ばすN2Oの研究や調査をしたい
・各種研究部門
24時間・365日、N2Oを高精度に連続監視
ENDA-5000V2
・高精度リアルタイム計測
・高い装置稼働率
N2Oの研究開発に応じたすばやい計測環境の構築
VA-5000 シリーズ
・ワイドレンジ計測
・簡単サンプリング構築
現場や研究室など、場所を選ばずN2Oを計測
PG-344CN
・小型・軽量の可搬型
・研究室や現場での計測が可能
さらに、煙道排ガス計測との組み合わせによる排ガスのトータル管理
煙道排ガス分析装置とN2O分析装置を組合せ、1ユニットで複数ガス成分(NOx/SO2/CO/CO2/O2/N2O)を同時に計測することで排ガスのトータル管理ができます。