アンモニア合成・分解触媒の性能評価

ーアンモニア(NH3)濃度の連続モニタリングー 

次世代のクリーン燃料として着目されているアンモニアの活用には、その合成・分解プロセスの効率化が必要不可欠です。その効率化に大きく影響を及ぼすのが、アンモニア合成・分解触媒です。

アンモニア合成・分解触媒の性能の評価には、アンモニアの濃度をリアルタイムに分析する必要がありますが、従来の測定法では、ガスクロマトグラフィーによる定量や、危険な硫酸を使用してアンモニアを捕集し、その導電率の変化からアンモニアを定量するといった間欠的に測定する方法しかありませんでした。

アンモニア濃度測定についてお困りごとはありませんか

  • 硫酸などを使用せず安全に測定したい。
  • 連続的に測定したい。
  • ガスクロマトグラフィーのテーリングの影響なく測定したい。

 

HORIBAのマルチガス分析計 VA-5000シリーズで解決

  •  連続的にアンモニア濃度をモニタリング

非分散形赤外線吸収方式(NDIR)の技術を採用
NH3を長期安定的に連続測定可能

 

  • 幅広い濃度に対応

ppmから最大100 vol%までのNH3濃度を測定可能
※ただしDryガスに限る

マルチガス分析計 VA-5000シリーズ

マルチガス分析計 VA-5000シリーズ

  • 複数検出器を搭載

1台の分析計に3つの検出器を搭載できるため、NH3検出器の並列搭載で複数の触媒反応の同時測定が可能

 

複数検出器を搭載

VA-5000で取得したCo/ Ba/ MgO 触媒でのアンモニア合成結果

<データご提供>
名古屋大学 大学院工学研究科 化学システム工学専攻 永岡研究室


ユーザーズ・ボイス

従来の煩雑で危険を伴う作業に、人手をかけず、連続かつ安全にアンモニア濃度の分析が行えるようになりました!

装置の導入までは、硫酸濃度をアンモニア濃度に合わせて変化させながら手動で導電率を測定しなければならず、煩雑かつ危険も伴いました。マルチガス分析計 VA-5000の導入後は、安全に人手をかけず測定ができるようになったので、数多くの実験が可能になりました。

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名古屋大学 大学院工学研究科 化学システム工学専攻
永岡 勝俊(ながおか かつとし)教授


アンモニア分解による  水素濃度の連続測定には!


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