Raman Spectroscopy

ラマン分光

分光分野のパイオニアであるJobin Yvonが歩んできた200年の歴史は、まさに光学分野の技術革新の歴史といえます。 現在さまざまなタイプのグレーティングが世に出ていますが、Jobin Yvonの技術に裏打ちされたHORIBAのグレーティングがパイオニアだったと言っても決して過言ではありません。 HORIBAは光学設計も得意としているため、アプリケーションに応じて、グレーティングの設計からそれを搭載した分光器まで、一貫した設計を自社で行うことができます。 その技術がHORIBAの様々な分光装置に活かされており、今日ではラマン分光装置のグローバルリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。

製品ラインアップ

品質管理や製造プロセスに至るまで、様々な用途に合わせたラマン分光分析装置を取り揃えています

ラマン分光の特長

ラマン分光の特長

  • 気体、液体、溶液、固体、結晶、繊維、フィルムなど物質の状態に関係なく、あるがままの状態、かつ非破壊でスペクトルの測定が可能
  • 半導体、カーボン、有機/無機材料の評価に威力を発揮
  • ガラス越しの測定が可能
  • 水溶液の測定が容易
  • 透明な容器中の試料も、直接測定できる

顕微ラマン分光の特長

  • 極微量測定(液体ならばキャピラリーで数μL、固体であれば数ng程度で測定可能)
  • 顕微鏡用スライドガラス上の試料を直接分析できる
  • 空間分解能 >1μm
  • マッピング測定可能
  • 共焦点光学系を生かした、埋没試料の測定が可能

ラマン分光の原理

光を物質に照射すると、光が物質と相互作用することで入射光と異なる波長を持つラマン散乱光と呼ばれる光がでてきます。その波長差は、物質が持つ分子振動のエネルギー分に相当するため、分子構造の異なる物質間で、異なる波長を持ったラマン散乱光が得られます。ラマン散乱光を用いて物質の評価を行う分光法をラマン分光法といいます。

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ラマン分光装置とは

ラマン分光装置は励起光源、レイリー散乱光を除去するフィルター、ラマン散乱光をスペクトルに分解する分光器、検出器で構成されます。光源からの照射光は試料に導かれ、試料を照射し励起します。試料から発生した散乱光はフィルターを通してラマン散乱光だけを分光器に導入し、検出器でスペクトルを記録します。

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ラマン分光分析でできること

現在レーザーや光学フィルタなどの技術向上により誰でも気軽にラマン分光測定が可能となり、ラマン分光分析でできることが日々広がっています。 半導体・ポリマー・カーボン材料・電池材料・医薬品・生命科学などの最先端分野で今やラマン分光は欠かせない分析技術となっています。

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ラマン分光法の応用例

カタログ・アプリケーション

ラマン分光の原理・技術情報

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