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堀場アドバンスドテクノのサステナビリティ経営

「未来のために、水と対話しよう」 | サステナビリティ経営ターゲット | サステナビリティ推進体制

「未来のために、水と対話しよう」

安心・安全な“水”は、毎日の暮らしと社会基盤を支えるために欠かせない資源。この地球に息づく自然と、多様な生態系を守り続けるためにも、無くてはならない存在です。

堀場アドバンスドテクノは、水・液体を「はかる」分析・計測機器のエキスパート集団として、自社の持つ技術や製品を通して社会課題の解決に取り組んできました。私たちのミッションは、世界中のあらゆる水質を守ること。そのために「はかる」ことで、言葉を持たない水の「こえ」を聞き、それを社会へ伝えていきます。

サステナビリティ経営ターゲット

堀場アドバンスドテクノのサステナビリティは、誰もが安心・安全な水を享受できる未来をめざしています。
その実現に向け、3つの「価値」を最大化していきます。

水・液体計測を通して、水質計の普及を最大限に推進し、水を綺麗にするためのきっかけづくりに尽力します。

未来も安心・安全な水が飲める社会であり続けられるよう、水や液体を「はかる」ことの大切さを世の中に伝えます。

未来の水環境を見据え、急速に変化する社会の中でリーダーシップを発揮するために、自らも水のように柔軟性に富んだ人財になることをめざします。

企業の価値最大化

2 飢餓をゼロに 3 すべての人に健康と福祉を 6 安全な水とトイレを世界中に 11 住み続けられるまちづくりを 12 つくる責任、つかう責任 13 気候変動に具体的な対策を


安全な水を利用できる環境づくりや水環境の改善には、水の状態を正確に把握することが不可欠です。私たちは、主力事業である水・液体計測を通じて、水質計の普及を積極的に推進し、世界中のより多くの人々に「はかる」機会を提供することに尽力します。 また水環境を健全に保ち、循環型社会の形成に貢献するためには、地球温暖化抑制への取り組みが不可欠です。私たちは、事業活動が環境に負荷をかけていることを意識し、製品の開発・生産・物流・販売・サービス・廃棄まで、製品の一生涯(PLC: Product Life Cycle)においてCO₂排出量の削減に注力し、カーボンニュートラルの達成をめざします。※1

※1 HORIBAグループでは、すべてのステークホルダーの皆様の立場を尊重し、優れた製品・サービスの提供を通じて持続可能な社会や豊かな未来の構築に貢献するためのサステナビリティ活動を推進しています。
▶ HORIBAウェブサイト サステナビリティページ

その中で気候変動への対応を経営上の重要課題の一つとしてとらえ、中長期経営計画MLMAP2028において2050年カーボンニュートラルの実現を目標にしています。
▶ HORIBAウェブサイト サステナビリティページ 気候変動への対応

アクション

ー 水質計の普及国・地域※2を増やす
ー 事業活動と製品の一生涯 (PLC: Product Life Cycle) を通して、カーボンニュートラルを達成する
  2033年:CO₂排出量を42%削減(Scope1&2、2023年比較)※3
  2050年:カーボンニュートラルの達成

※2 堀場アドバンスドテクノの製品が使用されている国・地域
※3 HORIBAグループ統一方針


■取り組み事例

マレーシア クアラルンプール市における上水の水質モニタリング

クアラルンプール市では、街の配水池や給水管末の各所にHORIBAの水質計が設置され、地域の人々が安心して利用できる水環境を守っています。また、単に装置を設置するだけではなく、水質計が長期的に安定して稼働し、地域の人々に安心・安全な水を届ける仕組みが根付くことをめざしています。
 

<詳細はこちら>
生活の水を守る~クアラルンプール市における上水の水質モニタリング

LAQUAtwin梱包箱の改良によるカーボンフットプリントの削減

私たちは環境に優しいものづくりをめざし、製品の梱包資材の見直しに取り組んでいます。出荷台数の多いコンパクト型水質計シリーズでは、梱包箱デザインの改良に取り組み、紙やプラスチック資源の大幅に削減しました。これにより、製品をお届けした後のお客様のごみの分別や廃棄の負担を軽減することができました。
 

<詳細はこちら>
環境に優しいものづくりへの挑戦 ~LAQUAtwin改良プロジェクト~

水の価値最大化 

4 質の高い教育をみんなに 7 エネルギーをみんなに。そしてクリーンに 9 産業と技術革新の基盤を作ろう 14 海の豊かさを守ろう 15 陸の豊かさも守ろう 17 パートナーシップで目標を達成しよう


水は簡単に汚れてしまう資源です。水質の計測、水の再利用や浄化処理など、水資源を健全に保つために様々な取り組みが行われています。技術や経済の発展によって水環境がますます悪化する中、子どもたちが安心・安全な水を飲める世界は、決して当たり前の未来ではありません。私たちは水の価値や水との正しい関わり方、水や液体を「はかる」ことの大切さを世の中に伝えることが使命だと考えています。同時に、未来の人々の暮らしを守るため、教育活動や研究開発機関と連携しながら水の価値や水資源の保全を共に探究する仲間を増やしていきます。

アクション

ー 定期的な教育プログラムを実施し、命を育む水の大切さを全社員が理解し、社員一人ひとりが水資源を守る行動を取る
ー 全国の学校などで、水の価値に触れる出前授業を実施する


■取り組み事例

出前授業の実施

水の大切さや科学のおもしろさを、「はかる」体験を通じて多くの学生や子どもたちに伝えたい。 そんなおもいで、堀場アドバンスドテクノの社員が各所へ出向き、実際の装置を使って体験し学んでもらう出前授業を実施しています。


<関連コラム>
長崎県立宇久高等学校にて「はかる」出前授業
出前授業「水をはかることでわかること」で びわ湖まるっと親子セミナーに参加

人財の価値最大化

1 貧困をなくそう 5 ジェンダー平等を実現しよう 8 働きがいも経済成長も 10 人や国の不平等をなくそう 16 平和と公正をすべての人に


堀場アドバンスドテクノは、水・液体計測を通して、世界中の人々が安心・安全な水を享受できる社会の実現をめざしています。 未来の水環境を見据え、水と共に挑戦する会社であるためには、世の中の社会的課題をいち早く捉える柔軟な姿勢と、課題解決に向けた行動力が必要です。
私たちは、急速に変化する社会の中でリーダーシップを発揮するために、自らも水のように柔軟性に富んだ人財になることをめざします。
水が様々な液体と容易に混ざり合う特性を持つように、私たちも多様な文化や習慣を尊重し、一人ひとりが互いの飛躍を支え合い、共に成長し続ける職場環境を実現します。

アクション

ー 従業員の主体性を尊重し、挑戦を後押しできる職場環境や機会を提供する
ー グローバル視点で考察できる人財育成を加速するため、海外グループ会社との人財交流や文化交流の機会を拡大する
ー 柔軟性・多様性に富んだ職場を実現するため、意思決定ができる立場にある社員のダイバーシティ(ジェンダーなど)を促進する


■取り組み事例

サステナビリティ推進プロジェクト 「Project Colors」

「Project Colors」は、17のSDGs(持続可能な開発目標)に対して、私たちがどのように貢献できるかを考えることを出発点として作られた社内プロジェクトです。さまざまな部署の従業員が普段の業務の枠を超えてコミュニケーションを図り、やってみたいことを共に実践できる場として2020年に活動をスタートしました。
SDGsに高い関心をもつメンバーが世代や部門を超えて、自分の興味や専門性を活かして自由にアイデアを出し合い、周囲を巻き込みながら活動を行っています。
 

<詳細はこちら>
新たな社会貢献活動の創出 ーサステナビリティ推進プロジェクト 「Project Colors」ー

サステナビリティ推進体制

堀場アドバンスドテクノでは、2022年にサステナビリティ推進室を立ち上げ、従業員の意見を取り入れながら企業の価値観(バリュー)の設定やサステナビリティ経営目標の策定を行ってきました。その目標達成に向け、2023年からサステナビリティ委員会を設置し、全社で取り組みを推進しています。

サステナビリティ委員会では、取締役、各部門の責任者、サステナビリティ推進室のメンバーを委員に任命し、サステナビリティ戦略の策定や活動報告、マテリアリティ(重要課題)の議論や審議を行っています。取締役からのトップダウンアプローチと、各部門からのボトムアップアプローチが相互に混ざりあい、部門横断的に連携しながら、目標達成に向けてサステナビリティ活動を推進しています。

HORIBAグループ企業情報