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サプライヤーから証明書がもらえない RoHS対応しているかわからない 堀場テクノサービスでは、 お客様のニーズに対応できるように、フタル酸エステル類4物質を含む RoHS分析をリーズナブルな検査料金で ご提供します。
RoHS指令とは、欧州連合(EU)による電子・電気機器における特定有害物質の使用制限についての指令です。 2003年2月13日にWEEE 指令と共に公布され、2006年7月1日に施行されました。 2019年7月以降、欧州に販売されるEC95条に準拠した電気、電子機器を対象に特定化学物質6項目(水銀・カドニウム・鉛・六価ク ロム・ポリ臭化ビフェニール(PBB)・ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)が使用禁止になり、フタル酸エステル「フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)(DEHP)、フタル酸ブチルベンジル(BBP)、フタル酸ジブチ ル(DBP)、フタル酸ジイソブチル(DIBP)」を追加した10物質に変更されました。 2021年7月22日以降は、それらを含む製品は上市禁止となります。 新たに追加されるフタル酸エステル類は可塑剤として多く使用されているため対策が急務となっています。
分析コース
分析項目
分析方法
価格
セット価格
オプション
RoHS指令6物質
カドミウム・鉛・水銀 六価クロム※1・PBB・PBDE※2
IEC62321準拠 蛍光X線分析など
20,000円~
1検体につき 40,000円~ (税別)
・分解 ・写真 ・英文報告書等 ご相談承ります。
RoHS2.0指令 4物質 フタル酸エステル
フタル酸ビス (2 -エチルヘキシル)(DEHP) ・フタル酸ブチルベンジル (BBP) ・フタル酸ジブチル(DBP) ・フタル酸ジイソブチル(DIBP)※3
IEC62321-8準拠 熱分解GC-MSなど
21,500円~
※1 まず全Crで分析し、全Crが規制値以上検出された場合は、Cr6+の含有確認をJIS H 6825に従い実施します。 ※2 まず全Brで分析し、全Brが規制値以上検出された場合は、PBB、PBDEの含有確認をガスクロマトグラフィを 用いて実施します。 ※3 試料が金属などでフタル酸エステル分析などが不要な場合は、その旨ご報告いたします。
●スクリーニング分析で規制値以上の含有が疑われる場合は、詳細分析が必要となります。 詳細分析については別途費用が発生いたします。ご要望の場合はご相談ください。 ●検体数が多くなる場合(10検体以上)は多検体割引もございます。
記載の価格については、2020年末日以降予告なく変更になる場合がございます。
例: 電源ケーブル
注1)分析は均質材料※ごとに実施する必要があります。 あらかじめ試料を分離の上、0.3 ~ 0.5g程度の小片にしてご送付ください。
注2) フタル酸エステル類はプラスチック同士が接触 すると移行するリスクがあります。 お送りいただく際には、アルミ箔や紙で包んでいただきますようお願いいたします。
※均質材料とは 物理的に分離可能である最小単位と定義(IEC62321に準拠)
電源ケーブル例 11検体 ●ケーブル被覆:7種類 ●コネクタ:2種類 ●結束バンド:1種類 ●接着剤:1種類
弊社での試料分解をご希望の場合は、分解費用を別途頂戴いたします。