ラマン分光装置では酸化物の組成や水酸化物との区別が可能なため、鉄さびの科学種を判別することができます。
ラマンイメージング装置
自動車部品の摺動部には高硬度、低摩擦係数、耐摩耗性など、優れたトライボロジー特性を持つDLC膜が使用されています。UVISEL Plusを用いることで、DLC膜の膜質を非破壊・非接触で評価することが可能です。
分光エリプソメーター
GD-Profiler2ならDLC中の元素の深さ方向分析が水素から可能です。ステンレス上に施されたNiPめっきのベーキング前後の水素のプロファイルに大きな違いが見えます。ベーキングにより水素が放出されたことが分析できました。
マーカス型高周波グロー放電発光表面分析装置(GDS)
ラマン顕微鏡なら、非破壊・非接触でG-bandとD-bandのピーク強度比やピーク位置を確認でき、DLCの膜質を簡単に評価できます。また、サブミクロン空間分解能で構造解析も可能です。
ラマン顕微鏡
潤滑油環境下において焼付きを防ぐトライボフィルムが形成されるメカニズムをその場で観察するため、プローブラマンシステムを用いた以下の実験系を用いて検証しました。
コンディションモニタニングの油中摩耗粉の粒子の大きさを測定することで、機械の劣化進行状態の判別が可能です。 ペーストセルを使用することで、試料を溶剤で薄める必要なく、グリスをそのままセットして測定が可能です。
【粒度分布】レーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置 LA-960シリーズ
非接触のため回転体の温度測定も可能。タイヤやベアリングなどの摺動面の連続温度測定などに。PCと接続するための専用ソフトウェアを用いてPC接続できます。
放射温度計