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歯科における微量採血の方法

遠心方式血液分析装置 Yumizen M100 Banalyst(バナリスト)では患者様の負担を極力低減するため、微量の血液で測定が可能です。
歯科における微量採血についての手法を動画と資料で紹介をしております。

ステップ1 採血の準備


①穿刺(針を刺す)部位の加温

指先が冷たい場合はマッサージやハンドウォーマーなどで血液循環を促します。

【Point】
手のひらから指先に向けてマッサージをすると効果的です。


②穿刺準備

穿刺部位を消毒し、自然乾燥するまで待ちます。

【注意】
採血部位に消毒液が残っていると、血液が正しく採取できないことがあります。

ステップ2 採血


③穿刺

消毒した部位に穿刺器具を強く押し当てます。
ボタン式の穿刺器具はボタンを押します。
穿刺器具から「パチン」と音がしたらすぐに穿刺器具を皮膚から離します。


④血液の押し出し

第一関節付近を圧迫して、穿刺部に血液が玉状になるようにします。


⑤検体の採取

キャピラリーを近づけると、血液が吸い上げられます。
黒線の上まで血液を採取してください。

【注意】
キャピラリーの上部を指でふさがないようにしてください。


⑥チップにセット

キャピラリーを測定用チップにセットし、速やかに測定してください。


  • 本資料は 、 患者さんがご自身で採血される場合を例示しています 。
  • 医療従事者が患者さんの採血をする場合は 、 感染予防のために必ずディスポーザブル手袋を装着してください 。

微量採血の方法

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