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高効率な評価を可能にする評価/試験システムに加え、燃料電池車に関わる材料分析、設計・試作、評価サービスを提供します。
燃料電池車(FCEV)は、水素を燃料とし、燃料電池で発電させ、モーターの動力で走行する自動車で、従来車と同等の航続距離やエネルギー充填時間を備えています。バッテリー・モーターと組み合わせ、ゼロエミッションのレンジエクステンダーとしても使用することができます。
水素を用いた燃料電池は、グリーンテクノロジーとして注目を集めている技術の一つで、燃料電池の性能を最適化し、自動車のアーキテクチャにうまく組み込むために必要な先進的な研究が進められています。
燃料電池車は、燃料電池に多くの貴金属を使用しており、本格的な普及に向けたコストの低減が大きな課題となっています。航続距離や耐久性、生産性を向上させながら、低コスト化を実現させなければなりません。また、燃料電池システム(燃料電池と補器類からなるシステム)の開発に加え、モーターやバッテリーなどのコンポーネントと組み合わせたパワートレイン全体の熱・電力・動力の最適化も求められます。
HORIBAは、燃料電池やバッテリー、eモーターなどのコンポーネントからe-Axle(eアクスル)、車両までの開発において、材料分析、設計・試作、評価サービス、高効率な評価を可能にする評価/試験システムの提供など、幅広いソリューションで効率的な燃料電池車開発を支援しています。
HORIBAの燃料電池評価装置は、流量・露点・温度・圧力などを高精度に制御することで高精度な燃料電池評価を可能にし、セル/ショートスタックの開発/検証段階から、車両開発および実装の最終段階における燃料電池システムおよびフルスタック試験まで、ワンストップで燃料電池開発をサポートします。
アプリケーションノート
パワートレインおよび駆動システムの開発/検証や検証ソリューションにおいて、幅広い専門知識と燃料電池・バッテリー評価技術を組み合わせた、FCシステム・駆動系・バッテリを含むシステム評価向けの柔軟な設備を提供し、今後も変化する可能性のあるパワートレインの動向を見据えた中でのFCEV開発をサポートします。
機能安全規格(ISO26262)に準拠したE/Eアーキテクチャの開発プロセス構築も支援します。さらに、すべての評価設備において、データの統合管理やテストオートメーションも提案し、設備や試験、働き方を含めた実験棟全体の業務の最適化に貢献します。
AEM形水電解セル/スタック評価装置
固体高分子形燃料電池評価装置
固体酸化物形燃料電池評価装置
水電解セル/スタック評価装置
バッテリ評価装置
バッテリエミュレータ
水素ガス測定装置
シャシダイナモメータ
自動運転システム
完成車排出ガス試験用テストオートメーションシステム
車両開発 業務効率化支援システム(データマネジメントシステム)
出荷検査装置
ブレーキテストシステム
ACダイナモメータ
Eモーター試験システム
パワートレイン試験システム
ラマン顕微鏡
ポータブルガス分析計
水素分析装置
放射温度計