
[報道発表] 掲載内容は発表日時点の情報です。
PM2.5の発生源推定や工場の環境対策に貢献する「大気環境監視システム Eco-WEB」 計測展2020 OSAKAに初出展
2020年10月21日
当社は、大気環境をリモートでモニタリングするソフトウェア「Eco-WEB」を、2020年10月21日から23日まで開催される計測展2020 OSAKAに初出展します。
当社のPM2.5自動成分分析装置「PX-375」や大気ガス分析装置 「AP−370」シリーズと管理用パソコンをつなぎ、本ソフトウェアを使用することで、遠隔地から大気環境のデータ収集、管理、可視化、レポート作成まで行うことが可能となります。多地点で計測されるPM2.5中の元素成分や大気中の硫黄酸化物濃度などをリアルタイムにリモートモニタリングできるため、汚染源の特定や迅速で効果的な環境対策が可能となります。
開発の背景
各地の工場や沿道などでは大気汚染ガスやPM2.5の質量などの測定・記録が行われています。しかしながら、PM2.5の成分は24時間かけて採取されたサンプルをラボに持ち込んで解析し、得られた結果から発生源の推定と対策検討をする場合がありますが、膨大な解析時間を要することと、リアルタイム性に欠けるという課題がありました。
今回、計測展2020で初出展する「Eco-WEB」は、現場で1時間毎にPM2.5の成分分析が可能な当社のPM2.5自動成分分析装置「PX-375」と、大気中の硫黄酸化物や窒素酸化物などを測定する「AP-370」、風向風速計から得られるデータをリモートで収集し、“PM2.5の質量の変化“と”PM2.5に含まれる成分の濃度変化“や”硫黄酸化物濃度の変化“などを比較し、成分毎にどの方角から飛来する量が多いかを可視化することで、発生源の解析ができます。
また、これらの環境測定データをリアルタイムにまとめてモニタリングできるため、発生している事象に対し迅速にアクションを起こすことができ、効果的な環境対策に貢献します。
今後も当社は、お客様のご意見、ご要望を取り入れ、商品化をめざしていきます。
Eco-WEBの概要
- 大気環境測定データの収集、管理、可視化、およびレポート作成機能
- 異常時や測定データの上限、下限を超えたときにお知らせするメール機能
- 測定データと関連情報は、データベースに保存
- スタンドアロンでも、ネットワーク内で複数のパソコンから使用することも可能(Microsoft社のWindows環境のみ)
- 装置と管理用パソコンは、さまざまなネットワーク構成に対応可能(ローカル、セルラー、VPN: Virtual Private Network)
- パソコンやタブレット、スマートフォンなどからブラウザで画面表示可能
大気環境をモニタリングするソフトウェア「Eco-WEB」
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