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試料水に硫酸マンガン溶液と水酸化ナトリウム溶液を加えると、水酸化マンガン(Ⅱ)の沈殿を生成します。この沈殿の水酸化マンガン(Ⅱ)は水中の溶存酸素と反応してDO量に対応するだけ酸化され、褐色の沈殿を発生させます。
DOが存在しない場合 ; Mn²⁺ + 2OH⁻ → Mn(OH)₂ 白色沈殿
DOと反応する場合 ;Mn(OH)₂ + 1/2・O₂ → MnO(OH)₂ 褐色沈殿
この褐色沈殿をヨウ化物イオン(I-)の存在下で酸を加えて溶解すると、DO量に対応してヨウ素(I2)を遊離しますので、この遊離したI2をチオ硫酸ナトリウムで滴定して定量します。MnO(OH)₂ + 2I⁻ + 4H⁺ → Mn²⁺ + I₂ + 3H₂O I₂ + 2S₂O₃²⁻ → 2I⁻ + S₄O₆²⁻
ウインクラー法によるDO測定の精度向上を図った方法で、ウインクラー法の最終工程であるチオ硫酸ナトリウムによるI2の滴定の後、残余のI2をでんぷん溶液で再度滴定する方法です。 滴定法には、この他「ミラー変法」も知られています。
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