阿蘇工場

信頼の絆をより深めるためパワフルに進化。


大自然を望む阿蘇の広大な地に1988年9月より操業を開始以来、市場の変化に柔軟に対応しながら生産品目を拡充し、HORIBAグループの基幹工場として高品質な製品を30年余り提供し続けて参りました。2017年12月第5期拡張工事完了により、延床面積が20,372㎡と従来比約1.5倍、クリーンルームは約1.7倍に拡張、その結果、生産能力は従来比約2倍となり、京都と阿蘇の2ヶ所の工場で主力製品であるマスフローコントローラの生産能力を世界トップクラス*1に増強する体制を構築しました。また、最新鋭の設備を導入し、堀場エステックのガス・液体の流体制御機器、堀場製作所の異物検査装置、血球計数装置及び試薬、堀場アドバンスドテクノの薬液濃度モニタ、pH計といった多品種な製品の変量生産をさらに進化させました。
サプライヤーとしての社会的責任において、安定した供給力をお約束するために、今後も市場変動に即応する生産体制の強化を図って参ります。

フレキシブルな生産体制


材料入庫から製品出荷まで一貫した生産ラインを設けることにより、効率の良い生産性を実現しています。HORIBAグループの市場の異なる製品を生産しており、市場の変動に応じて事業間で人員やスペースを共有する体制を取っています。

トップサプライヤーの責任


半導体製造装置に使われるマスフローコントローラの品質の高さは、半導体業界を牽引する大手のお客様に認められ、世界市場の60%*1を超えるシェアを獲得しています。私たちの生産供給は半導体業界へ重要な役割を担い、需要のピーク時に対応できる供給能力を確保することが最大の使命であると考えます。

人財と充実した設備


地元採用従業員のロイヤリティの高さや幅広い製品の生産を扱えるスキルの高さは、阿蘇工場の大きな資産です。また、自動化や省人化技術を導入した設備により生産性を向上するとともに、阿蘇と京都での代替生産体制と試薬製造の拠点分散配置の強化、建屋の耐震強化、インフラ設備のバックアップなど緊急時のBCP*2態勢も整えています。

*1:2018年3月末現在 当社調べ
*2:Business Continuity Plan(事業継続計画)

阿蘇工場ご紹介動画 「Made in Aso」